Silpakorn University

基本情報

名前: 野田紘
科・専攻: 美術研究科・ガラス造形専攻
課程: 修士
留学中の本学での身分: 休学
藝大の指導教員: 藤原信幸先生
留学先: Silpakorn University
留学国: タイ
留学期間: 2022年11月21日~2023年4月16日
留学留学先での専攻・在籍課程: 修士・Sculpture department
留学先の指導教員: Jakapan Vilasineekul先生

留学までの経緯

[ 留学を志したきっかけ ]
今回私が留学を希望しているタイでは、近年ガラス素材を用いた作品の美術的関心が高
まり続けており、タイ国内初のガラス作家を誕生させるプロジェクトが動いています。プ
ロジェクトのリーダーであるシラパコーン大学教授、ジャカパン先生の下でタイにおける
ガラス素材の在り方を学び、将来的には大規模なガラス市場となるであろうタイに密接に
関わり合う仕事をしたいと考えています。ジャカパン先生とは交流があり、今回の留学に
おいて推薦を頂いたからです。

[ 留学先大学の探し方 ]
直接シラパコーン大学教授、ジャカパン先生からお話を聞きました。

[ 留学先大学を選んだ理由 ]
以前から留学先大学のガラスの教授と交流があり、お話をする中でシラパコーン大学のことを知りました。

[ 語学学習法 ]
タイ語ではなく英語を独学で勉強しました。

[ 語学試験受験/試験名・レベル ]
EF SET/B1

[ 使用した教材 ]
YouTube

留学の準備

[ 出願手続き・入試内容 ]
学部長、専攻長へメールにて出願手続き及び藤原先生に書いて頂いた推薦文、ポートフォリオの提出。入試は無し。

[ 出願・入試の対策 ]
特になし

[ ビザの種類 ]
Non-ED(education )

[ ビザの申請書類の提出先 ]
在日タイ領事館

[ 申請に必要な書類 ]
タイ領事館HP内にある申請資料を記入

[ 申請費用 ]
10,000円

[ 面接 ]
なし

[ 手続きに要した日数 ]
3日
[ 申請時の注意点 ]
コロナ禍だった為、申請時には予約が必要。1日の申請枠も多くない為、予約を前もってする必要があったこと

[ 奨学金申請の有無 ]
なし

[ 加入した保険の種類 ]
日本の海外保険

[ 加入保険名 ]
損保ジャパン

[ 留学前の予防接種/種類 ]
あり/狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、破傷風

留学中

[ 現地での出迎え ]
あり

[ 送迎担当者 ]
大学関係者

[ 送迎費用 ]
無料(気持ち程度のチップを払いました)

[ 到着後のオリエンテーションの有無・内容 ]
あり・事務室内で簡単な学校や寮のルールなどの説明を受けました。

[ 大学の雰囲気 ]
広大な敷地に学校が立っており、さまざまな設備が備わっています。生徒や教員の方々はとても優しく、言葉が通じなくても何か助けようとしてくれました。ただ、野犬が群れで生息しており、夜活発化する為、時々吠えられて追い回されることがあります。

[ 留学先の支援体制 ]
在籍していた専攻のタイ人学生がチューターとして、何かあった時に病院などの手配をしてくれました。(例、野犬に噛まれた際、お腹を壊した際に病院へ連れて行ってくれました。)

[ 留学先の街について(治安・気候・利便性・交通機関など) ]
ナコンパトムの治安はとても良く、夜1人で歩いていても何もトラブルは起きません。毎日が暑く熱中症予防をしっかりする必要があります。学校の周りにはバス停やランドリー、スーパーマーケット、レストランがたくさんある為生活の面ではあまり困りませんでした。交通機関に関しては、電車が時間に来ない為、学校の生徒は主に自家用車やバイクで通学しており、その他の生徒はバスを利用していました。

[ 留学中に得たこと ]
タイにおけるガラス工芸やガラス工芸に関する市場のあり方や、タイの人々と仏教の密接な関わり、宗教の重要さを学ぶことができました。

[ 現地での語学研修歴 ]
なし

留学先の授業

[ 履修方法 ]
パソコン入力

[ 受講して満足した授業 ]
ステンドグラスのWS

[ 具体的な授業内容 ]

履修科目名/担当教員 受講期間 単位数 授業時間数(週) 試験・成績評価方法
ステンドグラス 2022年11月28日~2022年12月3日(1週間) 0単位 240分(週1回) 実技 オーストラリアから講師を招き、1週間のステンドグラスWSに参加しました。ステンドグラスとは何か?の講義から始まり、色のつけ方や、レイヤーの重ね方などを習い、作品制作に取り組みました。
CREATIVITY SCULPTURE PROJECT 2022年11月27日~2023年4月10日(19週間) 4単位 480分(週5回) 実技 週5日間、タイにおける仏教のあり方をテーマとしたガラス素材を用いた作品制作を行いました。

住居

[ 住居の種類 ]
大学寮

[ 部屋の種類 ]
一人部屋

[ 住居名 ]
外国人学生寮

[ ルームメイト ]
なし

[ キッチン ・バスルーム]
共同・個別

[ 食事 ]
自炊

[ 住居を探した方法 ]
大学を通じて

[ 留学希望者に推薦できますか ]
わからない

[ 大学の休暇時期 ]
4月10日〜

[ 休暇時期の一時退去 ]
なし

[ 住居に関するアドバイス ]
学内の寮と学外の寮を選ぶことができます。学内の寮は設備が古く壊れてしまうことがありますが、登校時間がなく、すぐに作業に入ることができます。また、他の国からきている交換留学生の大半が学内の寮に泊まる為英語で交流することができます。一方で、学外の量は新しく綺麗ですが、交通量の多い道路を横断する必要があり、登校に時間がかかります。(基本的に、タイにおいては、道路を横断する歩行者に道を譲ることはなく、横断歩道があっても止まってくれません。車優先です。)

医療

[ 留学中の通院経験 ]
あり

[ かかった医療費など ]
1円以上3万円以下

[ 困ったこと・健康面に関するアドバイス ]
留学保険に入ることによって、トラブルの際、電話することで病院に連絡を取り、お金の支払いをしてくれるのでとても便利です。

生活面

[ 留学先での銀行口座開設の有無/開設した銀行 ]
なし

[ 開設銀行を選んだ理由/口座を開設しなかった理由 ]
留学生は口座開設できませんでした。

[ 主に使用した支払い方法 ]
現金

[ 生活に関するアドバイス ]
自転車を学校から借りることができる為、それを利用して買い出しなどをすることができます。また、昼は学食が学内に設置している為、そこで食事ができます。夜は学内に多くの屋台が出店している為、夕食はそこで食べることができます。

留学経費

渡航費 68,080
入学金 0
授業料 0
教材費 30,000
住居費 70,000/月
食費 50,000/月
保険料 167,940
ビザ申請料 10,000
総額 396,020円

留学を終えて

[ 卒業・修了後の進路予定 ]
進学(日本)

[ 卒業・修了見込年月 ]
2024年3月 修了

[ 就職活動場所/希望する就職先 ]
日本

その他

[ 留学中行って良かった美術館・コンサート等 ]
ワット・シースパン、ワット・パトム•チェーディー、バンコクアート&カルチャーセンター、エラワンミュージアム

[ 留学準備・留学中に役立った書籍・ウェブサイトなど ]
Deeple 翻訳、Google 翻訳、Grab