基本情報
名前: 谷口 朱佳
学部・科or 研究科・専攻: 音楽部 器楽科
課程: 学部4年
留学先: Frankfurt University Of Music And Performing Arts(フランクフルト音楽・舞台芸術大学)の Instrumental Studies and Conduction Bachelor (Focus:Performance)
留学国: ドイツ,フランクフルト・アム・マイン
留学期間: 2023年10月1日~2024年9月16日
留学までの経緯
[ 留学を志したきっかけ ]
ヴィオラのレッスンや、室内楽、教育学などの講義を受講して、演奏技術やドイツの教育のあり方を学ぶため。
[ 奨学金申請の有無 ]
あり
[ 奨学金名称 ]
トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム
[ 奨学金の種類 ]
給付
留学中
[ 大学の雰囲気 ]
フランクフルト音楽・舞台芸術大学は、色々な目的を持った多種多様な学生が音楽という共通言語について学び合い、演奏し交流する環境である。私自身も、国際色豊かな人たちと一緒に演奏し、彼らと交流することで様々な考え方や価値観に触れることができた。今回のプログラムを通じて、音楽が国籍を超えて学べる普遍的な言語であり、誰もが平等に学ぶことができるものであることを実感した。
[ 留学中に得たこと ]
初めての一人暮らしが留学先だったこともあり、慣れない外国生活で苦労も多かったが、アメリカ、ロシア、ウクライナ、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアなどの様々な国から集まる学生たちの中で、自分で考えて行動することを身につけることができたことが、最も成長した点であると思う。そのような環境の中で、議論の大切さや自己主張、協調性などを学び、コミュニケーションをとることの大切さを学んだ。
[ 受講して満足した授業 ]
「フランクフルト音楽・舞台芸術大学での学びと、邦人作曲家の作品発表」
演奏技術の取得や音楽性など、国際色豊かな音楽家から多くを学んだ。色々な国の人と積極的に交流し、大学や音楽祭等で知り合った同世代の音楽仲間や先生方に、日本人作曲家の作品を紹介した。
邦人作曲家の音楽を留学先等の海外で演奏することで、国内にいるのでは気づかない新たな見方や世界における日本やアジアの音楽観を捉えることができた。ヨーロッパにおける日本の文化や和楽器、日本独自の音楽観などについての議論は興味深いものであり、また、彼らが日本の能や歌舞伎、文楽などの日本伝統芸能文化に興味を持っていることに気づいた。
留学を終えて
[ 活動していきたいこと ]
演奏活動と後輩への情報提供
[ 実施場所 ]
日本、ヨーロッパ
[内容]
日本で演奏する機会を得て、留学で学んできたことを演奏で伝えていきたいと思う。これから留学を志す人に、私の留学経験や留学先の情報等を提供したいと考えている。
[達成目標]
留学に興味はあっても実現に向けての行動がわからずに悩んでいる後輩などに、自分の体験を踏まえてアドバイスや情報提供をして、彼らのサポートができるような役割を果たしていきたいと思う。
[実施に向けたアクションプラン]
留学に現時点ではドイツを中心としたヨーロッパで演奏する機会を得ているので、少しでも演奏技術を上げて演奏経験を増やし、留学後の活動への準備に充てたいと思う。




