ウィーン美術アカデミー Akademie der bildenden Künste Wien

名前:呉 梨沙
科・専攻:美術研究科油画専攻
留学年次: 修士課程 2年次
留学中の本学での身分: 休学
藝大の指導教員:O JUN
留学先: (大学名):ウィーン美術アカデミー
留学期間: 2014年10月1日~2015年2月28日
留学先の指導教員:Gunter Damisch

留学までの経緯

留学を志したきっかけ

ドイツにおける美術の視野の広さや多様性に興味がありドイツ語圏への留学を希望しました。

留学先大学を選んだ理由

在学生の約半数以上が外国からの留学生だという事、多肢に渡るクラス編成とその枠を超えて学べる事に魅力を感じました。

留学前の短期研修歴

研修機関の種類・名称

独学

 

留学の準備

語学学習法

独学、一カ月で文法を終わらせ、リスニングと会話に力を入れました。

語学試験受験/試験名

なし

使用した教材

本気で学ぶドイツ語(ベレ出版)、Easy German 1~98(you tube)

出願手続きや入試内容

受け入れ先の内諾をもらった後学内で出願、その後アカデミーに作品のポートフォリオを送り審査がありました。

出願・入試の対策

入試は特になし

ビザの種類

Dビザ

申請書類

Dビザ申請用紙、残高証明書、パスポートのコピー、受け入れ先内諾書、
アパート契約書、住民票、航空券、保険加入書

ビザの申請書類の提出先

オーストリア

申請費用

7000円

面接

なし

手続きに要した日数

1週間

奨学金申請の有無

奨学金名称

神山財団

奨学金の種類

給付

支給内容

年額20万円

加入した海外保険の種類

日本の海外保険

加入した保険名

損保ジャパン

留学前の予防接種/種類

なし

 

留学中

現地での出迎え

有(大学関係者以外)

到着後のオリエンテーションの有無・内容


冬学期の内容

履修方法

各自パソコンで

受講して満足した授業

ドイツ語とリトグラフ

大学の雰囲気

とても伝統的な古い建物で素晴らしいところでした。
外観はシンプルなのですが、中に入ると回廊がつづき、さらに中に入るといくつもの部屋や階段が現れて不思議でした。
アトリエも広くてきれいです

留学先の支援体制

ドイツ語はアカデミーで最高B2レベルまで受講できるのでそれを受講しました。留学前から勉強はしていたのでそこまでの苦労はありませんでした。
保険には入っていましたが、絶対にけがなどしないように気を付けました。
冬は寒さが厳しいので一度熱を出しましたが持ってきた風邪薬でなんとかしのぎました。
こっちでは日本のように気軽に薬は手に入らないので持っていった方がいいです。

留学先の街について(治安・気候・利便性・交通機関など)

ウィーンは治安もよく、たまにデモはありましたがそのような日だけ中心部への外出は控えました。
12月は芯から冷えるような寒さで雪もよく降っていましたが大きな交通機関への影響はなかったと思います。

留学中に得たこと

人が助けてくれる時には素直に甘え、自分が出来ることでまた助けてあげるという当たり前の事一つ一つが実感できた留学でした。

 

  留学先の授業について
 履修科目名/担当教員  受講期間  単位数  週時間当たりの時間数  試験・成績評価方法
graphic arts and printmaking techniques/Prof.damisch 10月1日~1月31日 6単位 1回120分
週2回
実技 内容:プレゼンテーション、ディスカッション
 technical basics of printmaking/Mag.numazaki 10月1日~1月31日 1単位 1回120分
週2回
実技 内容:リトグラフ
german as foreign language:intensive course/Mag.barbara 9月7日~9月19日(12日間) 1単位 1回180分 筆記・レポート 内容:ドイツ語
german as foreign languages B2/Mag.denis 10月1日~12月13日 1単位 1回120分
週2回
筆記・レポート 内容:ドイツ語

 

住居の種類

ルームシェア

部屋の種類

1人部屋

住居名

アパート

ルームメイト

同性のみ

バスルーム・キッチン

共同

食事

自炊

住居を探した方法

大学

留学希望者に推薦できますか

はい

大学の休暇時期

シルベスターやクリスマス

住居の一時退室

なし

退居時期

該当なし

住居に関するアドバイス

学生寮がどこもいっぱいだったので、アカデミーのメーリスでルームシェアしてくれる学生を探しました。
オーストリア人の学生とシェアしたのですが、その国の習慣や生活リズムなどの違いが面白かったです。
ストレスがないわけではなかったけれど、他人と暮らすという事から得たものも大きかったです。

留学中の通院経験

なし

健康面に関するアドバイス

なるべく風邪やけがをしないこと。歯科などは必ず事前に治療。

留学先での銀行口座開設の有無/開設した銀行

なし

主に使用した支払い方法

現金・クレジットカード

生活面に関するアドバイス

食費などは日本に比べると量に対してとても安いので節約はとても楽しくできました。

 

 留学経費
 渡航費  16万  円
 入学金  なし   円
 授業料  なし  円
 教材費  12万  円
 住居費  37万4千  円
 食費  6万5千  円
 保険料  5万4千  円
 ビザ申請料  7千  円
 旅費  5万4千  円
 雑費  5万  円
 総額  約74万  円
 現地通貨レート ユーロ145円 (2014年10月時)

留学を終えて

卒業・修了後の進路予定

就職

卒業・修了見込年月

2016年 3月

就職活動場所

日本

希望する就職先

非常勤講師

その他

留学中行って良かった美術館・コンサート等

ヴェルベデーレ、アルベルティーナ、ウィーン美術史美術館、MUMOK,21erhausなど

 

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※学外へは一部を抜粋して公開しています。
※国際企画課窓口にて同じ内容の報告書を閲覧することができます。