基本情報
■留学先国・地域: ポーランド(ヴロツワフ)
■留学先機関名: ヴロツワフ美術大学
■専攻・分野: Painting
■留学期間: 2017/2 – 2017/6
■留学形態(例:正規課程入学、交換留学、インターンシップ): 交換留学
留学決定まで
■なぜ留学することを決めたのか: 尊敬するポーランドの芸術家をきっかけに、東欧の文化と芸術に興味を持ち、自身の成長に繋がると確信したから。
■留学先を決定した理由: ズジスワフ・ベクシンスキーやタデウシュ・カントル。マグダレーナ・アヴァカノビッチの出身国であるから。
■留学先決定までのプロセス(受入先へのコンタクトや出願方法など): 交換留学なので芸大を通じて留学先にコンタクトを取り、手順にそって手続きを行った。
留学前の準備について
■いつ頃から留学準備を始めたか: 一年前。
■語学の学習期間/学習方法: 芸大への留学生とのLanguage Exchange
■語学面以外で留学前に準備をしたこと/準備しておけばよかったと思うこと: もっと五感的に面白い日本の物品を準備して持ち込むことが出来たと到着してから感じた。
■住居の形態: 大学寮
■住居の決定方法(参考にしたウェブサイト等): その他
■留学奨学金の種類/金額(月額): トビタテ留学JAPAN/14万
■奨学金の額は十分であったか: 十分であった
留学中について
■留学先の雰囲気・治安について: 大変に良い。人混みが嫌いで、薄暗くとも歴史ある建造物や素朴な生活が肌に合う人には最適。だが盗難が多い。友人は学生寮でパソコンを盗まれた。
■留学中印象に残ったこと: 教会が未だ都市と共存している。人々は心から祈り、告白し、生活の中に信仰を留めている。一人教会で祈る市民の姿を何度も目撃し、感動した。
■留学してよかったと思うこと/留学から学んだこと: 良くも悪くもアイデンティティの崩壊と再構築を行うことが出来た。日本とは異なる理念から作られた教育システムを肌で実感できたことも良い体験になり、学生同士の交流は素晴らしい経験になった。
■留学中困ったこと/その問題をどう解決したか: 日本とのやりとり。特に奨学金をもらっているとその処理に追われる。日本から求められる事務的な手続きをいかにスムーズに処理し、時間を奪われないかが重要。
留学後について
■留学経験を学業、キャリア等においてどのように役立てたいか: 東欧と日本をうまくつなげて、今後の自身のキャリア上に両地の存在があるようにできれば理想である。
■卒業後のプラン・就職先: 博士課程もしくはワーキングホリデー。日本よりも海外で働きたい、もしくは創作活動を行いたいと強く思うようになったので、海外での就職を考えている。
■これから留学する人へのアドバイス: 常にレシートを貰い入出金を管理すること。エクセルのグラフ付きで。またポーランドは留学激選区のドイツと違って候補者が少なく穴場な上に隣国です。
■その他: 語学力は留学先の選択の妨げになりません。その国の言葉を使って生活しようという積極性と好意があれば、留学生活は充実します。