基本情報
学部・科or 研究科・専攻: 美術研究科・彫刻専攻
課程: 修士
留学中の本学での身分: 休学
藝大の指導教員: 大巻伸嗣先生
留学先: Silpakorn University
留学国: タイ
留学期間: 2023年7月27日~2024年1月13日
留学先の指導教員: Lugpliw Junpudsa先生/Noppadon Viroonchatapun
留学までの経緯
[ 留学を志したきっかけ ]
芸大のzoom上でのワークショップで、タイやインドネシアの大学生とグループワークをきっかけに、タイに興味を持ちました。
[ 留学先大学の探し方 ]
芸大の交換留学提携先を調べ、美術研究科の生徒を対象とした学校を探しました。
[ 留学先大学を選んだ理由 ]
美術研究科彫刻専攻を対象としており、選択可能なセメスター期間と帰国後の予定を照らし合わせて選びました。
[ 語学学習法 ]
テキストを使用して独学で対策しました。
[ 語学試験受験/試験名・レベル ]
・TOEIC /
[ 使用した教材 ]
『TOEIC TEST英単語出るとこだけ!』、『みっちり学ぶ初級タイ語』
留学の準備
[ 出願手続き・入試内容 ]
基本的にシラパコーン大学と芸大の留学担当者とメールのやり取りをします。試験はなく、ポートフォリオで作品やこれまでの研究などを紹介します。
[ 出願・入試の対策 ]
タイの時差や価値観の違いなどで、返信が遅れたり、急遽予定を変更せざるを得なくなったりするため、前もって連絡をすることが重要。
[ ビザの種類 ]
EDvisa
[ ビザの申請書類の提出先 ]
在東京タイ王国大使館
[ 申請に必要な書類 ]
パスポート、パスポート顔写真ページの印刷、申請書、証明写真、経歴書、担当教授からの推薦書、タイ側の大学教育機関発行の英文もしくはタイ文 招聘状原本
[ 申請費用 ]
10,000円
[ 面接 ]
なし
[ 手続きに要した日数 ]
1日
[ 申請時の注意点 ]
発行に時間が掛かるため出国の一ヵ月以上前に前持って手続きすべき。
[ 奨学金申請の有無 ]
あり
[ 奨学金名称 ]
『埼玉県発世界行き』地域活躍コース
[ 奨学金の種類 ]
給付
[ 支給内容 ]
総額20万円
[ 申請時のコツ・対策 ]
埼玉県に在住中、または住んでいたことがある人対象の奨学金。3つの部門に応募できるため、対象者は応募することを勧めます。
[ 加入した保険の種類 ]
日本の海外保険
[ 加入保険名 ]
AIG損害保険株式会社 海外旅行保険
[ 加入したプラン ]
[ 加入した海外保険の費用 ]
167,070円
[ 留学前の予防接種/種類 ]
あり/狂犬病、破傷風、B型肝炎、A型肝炎
留学中
[ 現地での出迎え ]
あり
[ 送迎担当者 ]
大学関係者
[ 送迎費用 ]
なし
[ 到着後のオリエンテーションの有無/内容 ]
なし/
[ 大学の雰囲気 ]
先生や職員の方や学生は皆優しく親切で、困ったことがあればすぐ助けてくれます。ですが基本的に本人任せで放っておかれる側面もあります。
[ 留学先の支援体制 ]
校舎はとても年季が入っており、まれに早朝に停電します。作業場は広く、必要な道具などは売店で購入するか、先生に借りることができます。
[ 留学先の街について(治安・気候・利便性・交通機関など) ]
大学のあるナコンパトムは、バンコクから一時間以上はかかる距離にある町です。バンコクまではバンか電車で行くことができます。交通量が多く、野良犬がいます。
[ 留学中に得たこと ]
タイの文化や美術は、多くが仏教の教えに根付いており、人々の生活の中で信仰が生きている様を目撃する場面が多く、驚きがあった。
[ 現地での語学研修歴 ]
なし
留学先の授業
[ 履修方法 ]
メールにてやりとりしていたはずでしたが、到着後改めて履修状況を聞かれました。希望の教授の実技実習を履修したいと口頭で伝えました。
[ 受講して満足した授業 ]
彫刻の実技実習を受講した際、個人制作のサポートをしていただけたり、美術館の見学や講演会の聴講もでき、とても勉強になった。
[ 具体的な授業内容 ]
履修科目名/担当教員 | 受講期間 | 単位数 | 授業時間数(週) | 試験・成績評価方法 | |
THE FIRST SEMESTER,2023 | 2023/7/29-2023/11/30(15週間) | 2単位 | 1回420分(週2回) | 実技 | 交換留学生は大学内で展示が義務付けられており、私は教授らと年度末の合同展示会に参加し、評価を受けました。 |
住居
[ 住居の種類 ]
大学寮
[ 部屋の種類 ]
一人部屋
[ 住居名 ]
[ ルームメイト ]
なし
[ キッチン ・バスルーム]
共同・個別
[ 食事 ]
外食
[ 住居を探した方法 ]
大学を通じて
[ 留学希望者に推薦できますか ]
できる
[ 留学希望者に推薦できる理由 ]
必要最低限の生活は問題なくできます。
[ 大学の休暇時期 ]
[ 休暇時期の一時退去 ]
なし
[ 住居に関するアドバイス ]
トイレは水流が弱く詰まる時有り。共用キッチンはほとんど電源が使えないため自炊はほぼ不可能。冷蔵庫と電気ポットは使用可能。
医療
[ 留学中の通院経験 ]
なし
[ かかった医療費など ]
[ 困ったこと・健康面に関するアドバイス ]
大学敷地内や町中に野良犬がたくさんいます。噛まれる可能性は十分にあるため、注意が必要。事前のワクチン接種をおすすめします。
生活面
[ 留学先での銀行口座開設の有無/開設した銀行 ]
なし
[ 開設銀行を選んだ理由/口座を開設しなかった理由 ]
デビットカードによる決済を利用していたため、タイで口座を持つ必要は無かったため。
[ 主に使用した支払い方法 ]
現金
[ 生活に関するアドバイス ]
現金は事前に必要な金額を概算した上で、多めに持って行ったほうが良いです。
留学経費
渡航費 | 63,040 | 円 |
入学金 | 0 | 円 |
授業料 | 0 | 円 |
教材費 | 0 | 円 |
住居費 | 125,700 | 円 |
食費 | 300,000 | 円 |
保険料 | 167,070 | 円 |
ビザ申請料 | 10,000 | 円 |
その他(ワクチン) | 50,000 | 円 |
その他(復路旅費) | 72,026 | 円 |
総額 | 787,836 | 円(1年あたり) |
【現地通貨レート】 | 1円=4.19THB(2024年2月22日) |
留学を終えて
[ 卒業・修了後の進路予定 ]
就職
[ 卒業・修了見込年月 ]
2025年3月 修了
[ 就職活動場所/希望する就職先 ]
日本/民間企業
[ 今後、藝大に望むこと ]
アジア圏の大学との交流学習の機会があれば、積極的に参加したいと思いました。
[ 留学中行って良かった美術館・コンサート等 ]
バンコク芸術文化センター、バンコク現代美術館、チェンライビエンナーレ
[ 留学準備・留学中に役立った書籍・ウェブサイトなど ]
留学体験記、地球の歩き方、旅の指差し会話帳
[ 留学に役に立った藝大の授業・理由 ]
ASAP2023・滞在中に同行させていただきました。チェンライビエンナーレを見学した際大変お世話になりました。事前応募制です。