École nationale supérieure des beaux‐arts de Paris

基本情報

名前: 草薙樹樹
科・専攻: 美術研究科・グローバルアートプラクティス専攻
課程: 修士
留学中の本学での身分:休学
藝大の指導教員: 鈴木ヒラク先生
留学先: パリ国立高等美術学校
留学国: フランス
留学期間: 2023年1月1日~2023年7月1日
留学留学先での専攻・在籍課程: 修士
留学先の指導教員: Emmanuelle Huynh先生

留学までの経緯

[ 留学を志したきっかけ ]
グローバルな視野・芸術的感性・人間性を培うため。世界を知るため。人生を豊かにするため。

[ 留学先大学の探し方 ]
大学が与えてくれたリストに全て目を通し、学校や場所をリサーチ。やりたい研究・制作活動、学びたい文化を考慮。知り合いに聞く等、自分で事前準備できる段階で片っ端から全てリサーチ。事前に大学の情報を可能な限り収集。

[ 留学先大学を選んだ理由 ]
ボザールで希望指導教員のもと学びたかったから。パリの歴史・芸術を肌で感じたかったから。

[ 語学学習法 ]
フランス語学校での受講、言語学習アプリ、独学

留学の準備

[ 出願手続きや入試内容 ]
藝大内部出願

[ 出願・入試の対策 ]
前もって準備。事前にしっかりリサーチ。経験・キャリアを積む。自分を知る。自分の興味を深く探る。はっきりとした目的意識を持つ。

[ ビザの種類 ]
学生ビザ

[ ビザの申請書類の提出先 ]
フランス大使館

[ 申請に必要な書類 ]
大使館ウェブサイトに全て詳細記載(制度は常に変わるので、アップデートされた情報を確認したほうが正確)。

[ 申請費用 ]
16,500円

[ 面接 ]
あり

[ 手続きに要した日数 ]
数か月

[ 申請時の注意点 ]
時間にゆとりをもって準備。申請書類に抜かりの無いように(面接時に書類不足で何度も出入りしている人をたくさん見かけた)。

[ 奨学金申請の有無 ]
あり

[ 奨学金名称 ]
JASSO海外留学支援制度

[ 奨学金の種類 ]
給付

[ 申請時のコツ・対策 ]
これまでの積み重ね(学内ノミネートのため)。

[ 加入した保険の種類 ]
日本の海外保険

[ 留学前の予防接種/種類 ]
あり/コロナワクチン

留学中

[ 現地での出迎え ]
なし

[ 到着後のオリエンテーションの有無・内容 ]
あり

[ 大学の雰囲気 ]
最高。革命的。芸術性と生命力に満ち溢れている。芸術と人類の創造の歴史を感じる。学生主体。自由主義。民主的。

[ 留学先の支援体制 ]
ハンドブックに必要な情報が記載されたものをもらえる。基本的に自分で手続き等、全てする。

[ 留学先の街について(治安・気候・利便性・交通機関など) ]
治安は場所による。同じ道でも、角を曲がると非常に危険な気配を感じるなどは日常茶飯事。自分の身は自分で守る。貴重品等の盗難も当たり前なので、自己管理。気候は日本の感覚でいくと、1年間の内夏以外ほぼ冬。交通機関は便利で市内はもちろんEU圏内には簡単に移動可能。

[ 留学中に得たこと ]
人生に対する考え方の変化と時間の感覚の変化:豊かに生きるということを真に学んだことは人生において非常に大きな学び。あとは、広いアートの世界を知ることができたこと。これからも大切にしていきたいと思える人たちとの出会い。人生の中でも、この留学はハイライトの出来事でこの機会がもらえたことに感謝。

[ 現地での語学研修歴 ]
あり

[ 機関の種類/研修機関名 ]
その他/大学の授業

[ 受講期間 ]
2023/1/1 〜 2023/5/1

[ 大学までの距離 ]
市内

[ 語学研修費用 ]
0円

[ 同じ留学先の希望者へのおススメ/ 理由 ]
わからない / 現地で生活できるレベルの語学力を身につけるなら、留学前もしくは留学中に自分で語学学校等に行く方がいい。

留学先の授業

[ 履修方法 ]
先生とのやりとり・認証サイン

住居

[ 住居の種類 ]
民間アパート

[ 部屋の種類 ]
ワンルーム

[ ルームメイト ]
なし

[ キッチン ・バスルーム]
個別

[ 食事 ]
自炊

[ 住居を探した方法 ]
友人・知人の紹介

[ 留学希望者に推薦できますか ]
できない / 大家不在、無責任な対応、セキュリティの問題、家の諸々に故障や不良、デポジット返金をしてくれない、ハラスメント等、様々なトラブルがあった

[ 休暇時期の一時退去 ]
あり

[ 住居に関するアドバイス ]
パリ市内は自分で部屋を探すのはほとんど不可能なくらい難しい(現地の友達も知り合いの紹介等で探していた)上に高い。私の留学時は学生寮が空いていなかったが、金銭的には学生寮にステイするのが望ましいと思う。

医療

[ 留学中の通院経験 ]
なし

[ 困ったこと・健康面に関するアドバイス ]
コロナ明けのため・気候と環境の違いが激しく体調管理をしっかりしていても原因不明の症状を何度も経験した。日本からは基本的な薬などは一応持って行っていたため、少しは安心できた。留学前に全ての健康チェックをしておいたので、何かあった時に安心できた。

生活面

[ 留学先での銀行口座開設の有無/開設した銀行 ]
なし

[ 開設銀行を選んだ理由/口座を開設しなかった理由 ]
短期留学だったので、開設前後の手間を考えると開設しないでも生活できると思ったため。

[ 主に使用した支払い方法 ]
クレジットカード

留学経費


渡航費 250,000
入学金 0
授業料 0
教材費 0
住居費 1,050,000/年
食費 約350,000/年
保険料 0
ビザ申請料 15,600
その他(通学交通費) 16,500
その他(美術館等入場料) 16,000
総額 1,698,100/年

留学を終えて

[ 卒業・修了後の進路予定 ]
就職

[ 卒業・修了見込年月 ]
2024年3月 修了

[ 就職活動場所/希望する就職先 ]
留学先以外の海外 / 芸術家

その他

[ 今後、藝大に望むこと ]
留学経験を活かして活動・発表できるグローバルな環境作りと展示場所・方法の検討。