基本情報
名前: 今井健二郎
科・専攻: 美術研究科 デザイン科
課程: 修士
留学中の本学での身分:休学
藝大の指導教員: Sputniko!先生
留学先: ミラノ工科大学
留学国: イタリア
留学期間: 2022年9月5日~2023年6月5日
留学留学先での専攻・在籍課程: コミュニケーションデザイン・修士
留学先の指導教員: Marco Quaggiotto先生
留学までの経緯
[ 留学を志したきっかけ ]
幼少のころから海外への憧れが漠然とあたことと、大学入学してデザインの勉強をはじめ、より広く日本の社会に触れるようになり、さらに広い世界や経験、デザイン的な知見を得たいと強く思ったことがきっかけです。
[ 留学先大学の探し方 ]
大学の交換留学制度の書類にある大学からリサーチをはじめて探しました。
[ 留学先大学を選んだ理由 ]
大学のある国への憧れ、授業内容、使用言語を基準に決めました。
[ 語学学習法 ]
参考書や教材で発音、単語、リスニングを鍛えました。また映画やドラマなどを字幕で見ました。大学では語学の授業を履修しました。
[ 語学試験受験/試験名・レベル ]
あり(Toeic・EF set)/B1-B2
[ 使用した教材 ]
英語耳/TOEIC K&R TEST 英単語スピードマスター
留学の準備
[ 出願手続きや入試内容 ]
藝大の提示している手順にしたがって出願しました。
[ 出願・入試の対策 ]
目的を明確にもち、言語化しておくこと。ポートフォリオのクオリティをあげること。実績や仕事を記録しておくこと。
[ ビザの種類 ]
留学ビザ
[ ビザの申請書類の提出先 ]
日本イタリア大使館
[ 申請に必要な書類 ]
ビザ申請書類・パスポート・飛行機の航空券か予約証明・証明写真・住民票・入学許可証・滞在場所証明書(賃貸契約書)・生活費証明書(銀行口座明細)・海外保険証のコピー
[ 申請費用 ]
0円
[ 面接 ]
あり
[ 手続きに要した日数 ]
約30日
[ 申請時の注意点 ]
できる限りはやく申請するべきです。必要書類も準備に時間がかかることを念頭に置いてください。
[ 奨学金申請の有無 ]
あり
[ 奨学金名称 ]
JASSO海外留学支援制度
[ 奨学金の種類 ]
給付
[ 支給内容 ]
8万円/月
[ 申請時のコツ・対策 ]
留学の目的を明確に持ち、活発に学内活動へ参加すること、成績を蔑ろにしないこと。
[ 加入した保険の種類 ]
日本の海外保険
[ 加入保険名 ]
海外旅行保険
[ 加入したプラン ]
F
[ 留学前の予防接種/種類 ]
あり/コロナワクチン3回
留学中
[ 現地での出迎え ]
なし
[ 到着後のオリエンテーションの有無・内容 ]
なし
[ 大学の雰囲気 ]
穏やかでした。選考ごとに敷地が分かれていて、プログラミングやデザインの校舎はモダンな雰囲気、建築科などはレトロな石造建築でした。
[ 留学先の支援体制 ]
オリエンテーションや現地の言語のための授業だたくさんあっとあと思います。
[ 留学先の街について(治安・気候・利便性・交通機関など) ]
基本的に平和でしたが、アジア人への暴言や窃盗、押し売りなども身近に感じることもあります。気候は基本的に日本と同じに感じます。市内の交通機関はとても充実していました。
[ 留学中に得たこと ]
学問と生活、文化などの観点から日本以外の多様な価値観
留学先の授業
[ 履修方法 ]
オンラインでの履修 人気の授業は履修期間の序盤に定員に達してしまいます。
[ 受講して満足した授業 ]
Computational Visual Design
[ 具体的な授業内容 ]
履修科目名/担当教員 | 受講期間 | 単位数 | 授業時間数(週) | 試験・成績評価方法 | |
trend forcasting / Lucia Chrometzka |
2022年9月7日~2023年2月1日(21週) | 2単位 | 1回270分(週1回) | 複合 | 授業中は座学が中心。授業毎に課題が出題される。最終試験はグループ課題と筆記視点。 |
Art & Computational Visual Design / Marco Quaggiotto | 2023年2月21日~2023年6月27日(18週) | 2単位 | 1回270分(週1回) | 複合 | 授業は座学と実技が交互に行われた。全部で3つの個人課題と1つのグループ課題があった。メインはグループ課題が評価される。 |
住居
[ 住居の種類 ]
シェアハウス
[ 部屋の種類 ]
一人部屋
[ 住居名 ]
Via domocos
[ ルームメイト ]
男女混合
[ キッチン ・バスルーム]
共同・共同
[ 食事 ]
自炊
[ 住居を探した方法 ]
現地の不動産業者
[ 留学希望者に推薦できますか ]
できる
[ 留学希望者に推薦できる理由 ]
とても住みやすかった。フラットメイトが現地の人で相談や質問など沢山できた
[ 大学の休暇時期 ]
通常通り生活
[ 休暇時期の一時退去 ]
なし
[ 住居に関するアドバイス ]
値段もシェアハウスだと安くなり、生活のことなども相談できる人がいるので、シェアハウスか寮がおすすめ
医療
[ 留学中の通院経験 ]
なし
[ 困ったこと・健康面に関するアドバイス ]
病院での簡単なやりとりは事前にテンプレなどを用意するのがよい
生活面
[ 留学先での銀行口座開設の有無/開設した銀行 ]
なし
[ 開設銀行を選んだ理由/口座を開設しなかった理由 ]
日本の口座で事足りた。
[ 主に使用した支払い方法 ]
クレジットカード
[ 生活に関するアドバイス ]
紛失、盗難に備えてクレジットカードは複数発行しておくのが良い。また、上限額も余裕を持って設定するべき。
留学経費
渡航費 | 250,000 | 円 |
入学金 | 0 | 円 |
授業料 | 0 | 円 |
教材費 | 0 | 円 |
住居費 | 1,500,000/年 | 円 |
食費 | 約1,000,000/年 | 円 |
保険料 | 116,190 | 円 |
ビザ申請料 | 0 | 円 |
その他(旅行費) | 500,000 | 円 |
その他(交際費) | 200,000 | 円 |
その他(帰国費) | 150,000 | 円 |
総額 | 3,716,190/年 | 円 |
【現地通貨レート】 | 1ユーロ 158.81 | (2023年8月15日時点) |
留学を終えて
[ 卒業・修了後の進路予定 ]
その他
[ 卒業・修了見込年月 ]
2024年3月 修了
[ 就職活動場所/希望する就職先 ]
留学先以外の海外
その他
[ 今後、藝大に望むこと ]
留学前の語学の研修や勉強のサポート
[ 留学中行って良かった美術館・コンサート等 ]
ルーブル美術館
[ 留学準備・留学中に役立った書籍・ウェブサイトなど ]
特になし。むしろ実際に必要な書類やものとと異なるものが記載されている場合があるので、必ず公式のサイトを確認するべき。
[ 留学に役に立った藝大の授業・理由 ]
とくになし。個人的に沢山教授や教務に直接相談するのが良い
わからないことや不安点を親身に聞いてもらえる。メールなどもよい。